時間の使い方再考
前回の記事にもあるように、最近の反省として時間の使い方下手だった事が挙げられる。
年末にツイッターを見ていたら、坂井先生のツイートにまさに時間の使い方に関する本の紹介があったので、読んでみた。
中身については多くは触れないが、反省点だけ書き出す。 本当は付属のワークシートを書き出す予定だったが、得るものが少なかった。
中身のまとめ
中身はざっくりいうと、3つ
- 君たちは自分の効用関数の労働による不効用のパラメータを過小評価してない?
- 過小評価している場合、どこで余暇を増やせるかを考えましょう
- 仮に余暇時間を最適に選べたとしても、その質が低いのでは?
- 余暇の質を高めるためにはフォーカスが大事
- キャリアや住居選択のような意思決定も上記2点に大きく影響するよ。
よくよく考えると、中級ミクロ経済学の定式化に基づいている気がする。1 ただ日常で学んだことを生かして生活できているかは別問題だよねというのを強く実感する。人間は無力。経済学の修士号取ってもこれなので、結構多くの人が参考になるのでは。
振り返り
- 選好部分
- デフォルトはニュートラルだが、実際にはそれよりもお金を重視している気がする。
- 余暇の作り方
- 嫌いな生活タスクの効率化 or 自動化 or 外注を図る。
- ちゃんと差し引きプラスになる範囲で。
- 良くない習慣を変える
- SNSをダラダラ見るのやめる
- 同じ余暇時間でも映像作品やら本やら読んでた方が良い時間を過ごせるのでは。
- SNSをダラダラ見るのやめる
- 仕事の効率化
- 締め切りの近さと仕事の重要度は別の次元の話。きちんと見極める。
- プロアクティブタイム(重要だけど緊急でない仕事の為の時間)を平日の17:30-18:30とする。
- 締め切りの近さと仕事の重要度は別の次元の話。きちんと見極める。
- 嫌いな生活タスクの効率化 or 自動化 or 外注を図る。
- 余暇の過ごし方
- 余計なことに気を取られているケースがある
- マインドフルネス
- 能動的な余暇をする→運動やら人付き合い
- 何もしない時間を許す
- 結局それをしないからSNS見てるのでは。マインドフルネスやれ。
- 余計なことに気を取られているケースがある
まとめ
まあまあ参考になった気がする。やっぱり明らかに良くない習慣がついているので、修正するべきですね…
個人的にはMPを減らさない生活の仕方の習得と習慣付いたものがやらないと行けないタスクに見えてしまうのをなんとかしたい。これは継続するためのノウハウがバッドプラクティスなのか?
ただし、この本の中では、上のまとめ方も明示的には出ていない。著者がタイム・トラップと呼ぶ、余暇が十分に取りにくい理由についても選好と質の議論が混ざっている気がする。 ↩︎